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OBS バージョン26.1 リリース候補 RC-1

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OBSの次期バージョンのリリース候補 (26.1-rc1)が公開されてたというツイートが流れてきましたが、どうも次期バージョンのOBSでは、これまでのウインドウズ版限定だった 仮想カメラの標準サポートがマックOSとLinuxに追加 されるみたいです。 15/Dec/2020 に、 OBS 26.1 が正式リリースされました。 これでマックOS、Linuxとウインドウズで、OBSの配信/録画ツールとしてだけではなく、Discord、LINE、SkypeやZoomといった会議/通信ツールのフロントエンドとしての使い方も確立されるかもしれません。 (👉関連メモ 「📝 仮想カメラ (前編) 」、「📝 OBSの音声出力を他のアプリへ渡す方法 (音声モニタリング )」) OBS 26.1 RC-1 A release candidate for the next release of OBS is available for testing! OBS Studio 26.1 will include virtual camera output for Mac and Linux, better support for Twitch VOD-only audio tracks, and more. As always, your help is appreciated! Details here: https://t.co/lkyQxZacH4 — OBS (@OBSProject) November 27, 2020 👆ツイートに引用されているOBS本家のフォーラムの リリースの発表記事 によるとmacOS版は初回起動時に管理者権限でプラグインをインストールしないといけなかったり、Linux版では他に「4l2loopback-dkms」のインストールが必要になったりちょっとしたハードルはあるみたいですが、これでLinux/MacOS/WindowsでOBSが仮想カメラ出力に対応した事になります。 他にTwitchのVOD (ビデオオンデマンド)の二重音声出力のサポートが改善されたみたいですが、個人的にはTwitchは観戦をしているだけの初心者なのでコメントは控え

[Chrome拡張機能] ChromeウェブストアからEdgeブラウザに追加

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『📝 Chromeウェブストアから追加 』のメモでは、「Chrome」と「Opera」ブラウザでのChrome拡張機能を「 Chromeウェブストア 」から追加する方法をメモしましたが、今回はChromiumベースの マイクロソフトの「Edge」ブラウザ に、(マイクロソフトの「Edgeアドオン」からではなく、)「Chromeウェブストア」からChrome拡張機能の追加する時の流れをメモしておきます。 _〆ヾ( ̄(エ) ̄ メ ※ バージョン 86.0.622.69 (公式ビルド) (64 ビット)のEdgeブラウザを使いました。 [目次] Chrome互換のEdgeブラウザ Chromeウェブストアから追加 まとめ Chrome又はOperaブラウザの場合は👉『📝 Chromeウェブストアから追加 』を参照 Chrome互換のEdgeブラウザ マイクロソフトは 2015年 以降、インターネットエクスプローラー(IE)の後継としてEdgeブラウザを独自で開発して来ましたが、 2020年1月15日 移行にリリースされたEdgeブラウザでは内部にGoogleの公開しているオープンソースのChromiumブラウザが使われています ( 📃マイクロソフトのページ )。 なので、Chromeブラウザとの高い互換性があるはずで、「 Chromeウェブストア 」からの拡張機能もEdgeブラウザに「スムーズに追加出来るのでは!?」と思ったので、実際に追加してみました。 Chromeウェブストアから追加 ステップ1 まずは追加したいChrome拡張機能のページをEdgeブラウザで開きます。 👆 Chromeウェブストアの拡張機能のページをChromeブラウザで開いた場合、拡張機能のタイトルの右側に「Chromeに追加」が表示されますが、以前にChromeウェブストアから拡張機能を追加してた事が無いEdgeブラウザでは 「Chromeに追加」ボタンは表示されない みたいです。 (既にChromeウエブストアから

OBSキャスコメ CSSカスタマイザー v0.2

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バージョン0.2 👉 OBSキャスコメ CSSカスタマイザー v0.2 新しい仕様 これまでひとまとめになっていた「CSSカスタム設定」の設定項目を背景色関係の設定とその他の設定とで別のパネルにまとめました。 タグごとにⒶ ~Ⓚのアルファベットが割り当てあるので🔽🔼ボタンで他のパネルにある同じアルファベットのタグに移動できます。 区切り線オプション の追加 (.tw-comment-item{ border-bottom: ... }) ユーザー情報の折り返しオプション の追加 (.tw-comment-item-info{ white-space: normal; }) ユーザー名非表示オプション の追加 (.tw-comment-item-name{ display: none; }) 文字の 太文字とイタリック設定 の追加 (e.g. .tw-comment-item-name{ font-style: italic; font-weight: bold; }) 「コメント折り返し」オプションの削除 背景色プリセットボタン の追加 「 コメント幅に合わせない 」ユーザー情報の行の幅をコメント行の幅に合わせないオプションの追加 (.tw-comment-item-name-wrapper { display: inline-flex; }) 更新遍歴 v0.2 : ( 09/Nov /2020 )  公開中   👉「 OBSキャスコメ CSSカスタマイザー v0.2 」 v0.1b までの更新遍歴 古いバージョンのアーカイブ   👉「 OBSキャスコメ CSSカスタマイザー v0.1 」 v0.0: ( 08/Jul /2020 )

[Chrome拡張機能] Chromeウェブストアから追加

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「Chrome」、「Edge」、「Opera」、「Brave」といったChromium系のブラウザに読み込んで使える拡張機能、 Chrome拡張機能 を本家Googleの「 Chromeウェブストア 」から追加する時の流れをメモしておきます。 [目次] Chrome拡張機能の追加 Chromeウェブストア Chromeウェブストアで拡張機能の検索 Chromeブラウザへ拡張機能の追加 アイコンの固定 Chrome拡張機能の管理ページ Operaブラウザの場合 Edgeブラウザの場合は👉『📝 ChromeウェブストアからEdgeブラウザに追加 』を参照 Chrome拡張機能の追加 以前は、「.crx」というファイルからChrome拡張機能をChromeブラウザに読み込ませる事も出来たみたいですが、現行バージョンのChromeでは、安全面上、Chrome拡張機能はGoogleの運営する「 Chromeウェブストア 」からChromeに直接ダウンロードして追加するのが標準になっています。 既に、追加したいChrome拡張機能のウェブストアのページへのリンク(URL)がある場合はそのページを拡張機能をインストールしたいブラウザで開いてそのページから追加します (👉 Chromeブラウザへ拡張機能の追加 へジャンプ)。 そうでない場合は、まず、Chromeウェブストアで追加したいChrome拡張機能のページを探します👇。 Chromeウェブストア Chromeウェブストアは https://chrome.google.com/webstore/category/extensions のURLで開く事が出来ますが、Chromeブラウザの場合は次の手順を踏むと、ツールバーから数クリックでストアのページを開く事が出来ます。 (1) ブラウザのウインドウの上部にあるツールバーの左側 ( 左の 上の 画像内、 赤い矢印

[Chrome拡張機能] ツイキャス配信サポートツール2つ

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ツイキャス配信のサポートツールを2つ、 Chrome拡張機能 として試しに作って Chromeウェブストア に登録してみました。 Chrome拡張機能は機能する部分が主にHTML、JavaScriptとCSSで構成されているので、JavaScripでのプログラミングを触った事がある人ならば比較的簡単に開発が出来るかもしれません。 また、開発したChrome拡張機能は、 GoogleのChromeウェブストア に登録すると、Googleの審査を通ると一般公開する事も出来ます。 [ 28/Oct/2020 追記 ] 作った拡張機能が両方共、無事審査を通過したので、今回作ったツールの説明も兼ねてここにメモしておきます。 _〆ヾ( ̄(エ) ̄ メ [目次] 拡張機能 (Extension) Chrome拡張機能の追加 Chrome拡張機能: ツイキャスツール配信ページへGO 開発の経緯 Chrome拡張機能: ツイキャス配信用アイテムビュー ※ 使い方 ポップアップ オプションページ 無効化 ※ツイキャス配信用アイテムビューv0.5以降の情報は『📝 ツイキャス配信用アイテムビュー v0.5+ 』を参照して下さい。 拡張機能 (Extension) ウェブブラウザの「拡張機能」の事ですが、最近のブラウザだと、表計算とか、テキストチャットなどといった、ブラウザ上で処理出来るまとまった機能をウェブストアから拡張機能というパッケージとして読み込んで、ブラウザのツールバーからアプリの様に呼び出して使えるのが普通になっています。 昔はブラウザごとに独自の拡張機能が開発されていたみたいですが、最近は「Opera」ブラウザや、マイクロソフトの「Edge」ブラウザでは中身に「 Chromium (クロミウム) 」という、Chromeブラウザの中心部にも使われているGoogleのオープンソースのブラウザが使われている

スナップ・カメラ (Snap Camera)でパソでも顔面加工で通話/配信

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カメラが付いているのがほぼ当たり前のスマホだと、自撮りアプリの「 SNOW (スノー) 」の様に、カメラに映る顔にエフェクトを付ける『 顔面加工フィルター 』機能がある無料アプリが沢山存在します。 でも、同様のアプリはパソコンでとなると、カメラが標準で付いているとは限らないのが理由になのかもしれませんが、そこまで多くなく、また、多くが有料だったりします。 そこで、『 Snap Inc (スナップ社) 』が公開している、マックやウインドウズのパソコンのカメラで 顔面加工フィルター機能が使える無料の仮想カメラアプリ 『 スナップ・カメラ (Snap Camera) 』の使い方をメモしておきます。 [目次] スナップチャット (Snapchat) レンズ (Lens) スナップ・カメラ (Snap Camera) スナップ・カメラの使い方 スナップ・カメラを使ってみた レンズ・スタジオ (Lens Studio) スナップチャット (Snapchat) 英語圏だと『 スナップチャット 』は、スナップ会社が開発しているスマホ用のチャット/通話アプリの名前としてかなり高い知名度があります。 日本でも『 スナチャ 』という和製の呼び名もあるみたいなので、ある程度の知名度はあるかと思います。 元々は、画像共有機能の付いたチャットアプリでしたが、現在ではビデオ通話機能も追加されています。 一度表示したり一定時間が過ぎると動画/メッセージが消去されるという、LINEの既読よりも一つ上の縛りがあるアプリとなっていますが、会話を後に残さない仕様で、まさにその瞬間を共有するというのが目的だそうです。 因みに、「 顔面加工フィルター 」の話をする時に、日本だと「 スノーの加工 」を例にすると話が通じる場合が多いと思いますが、英語圏ではスノーがそこまで浸透していないので「スノー」自体が認知されない場合が多いと思います。 でも、「 スナップチャットのカメラのやつ 」と言えば話が通じる可能性が高くなります。 レンズ (Lens) スナップチャットで使われる加工機能

OBSの音声出力を他のアプリへ渡す方法 (音声モニタリング)

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OBSの音声ミキサー 以前、「 仮想カメラ プラグイン (Windows版) 前編 」で、OBSの仮想カメラを使って、OBSで構成したシーンの映像をLINEやDiscord、Skype、Zoomといったビデオ通信アプリのカメラ入力として取り込む方法をメモしましたが、仮想カメラの機能では、 OBSの音声ミキサーからのオーディオ出力 を同様のアプリに取り込む事は出来ませんでした。 初めは、OBSの音声ミキサーを経由せずに配信アプリで直接オーディオ入力を設定するのが唯一の方法かと思っていましたが、 OBSの音声ミキサーからの出力を他のアプリで取り込む方法 がOBSのフォーラムにあったのでここにメモしておきます。 [目次] OBSのオーディオ出力も他のアプリへ? OBSの音声ミキサーの「音声モニタリング」機能 音声モニタリングの設定 出力デバイス ⇒ 入力デバイス まとめ 1. OBSのオーディオ出力も他のアプリへ? OBSで構成したシーンの出力 (映像とオーディオ) は、OBS本来の機能だと、配信サーバーか録画ファイルにOBSから直接送られます。 でも、OBSの仮想カメラを使うとOBSからの出力映像は他のアプリにカメラの映像として取り込む事ができます (👉「 仮想カメラ プラグイン (Windows版) 前編 」参照)。 ウインドウズ版の仮想カメラだと、OBSの出力映像とサウンドはマイクロソフトの DirectShow によって、サウンドも画像と一緒に他のアプリに渡されるみたいですが、最近は、DirectShowのサウンド入力に対応していないアプリがほとんどなので、サウンド出力は仮想カメラでなく別の方法を使って他のアプリに渡す必要があります。 最近、OBSのフォーラムで見つけたのは (昔からあった方法みたいですが)、OBSの音声ミキサーの「 音声モニタリング 」機能を使う方法で、この方法でOBSのミキサーの音源をオーディオデバイスに出力出来るので、その出力を他のアプリの入力へ渡す事が可能になります。 2. OBS