[オーディオ] マイクの質と録音環境

録音マイク

ボイスオーバーの仕事をしているユーチューバーのMike DelGaudioさんが彼のチャンネル50ドルの格安マイク1000ドルの業務用マイクの性能を比べた動画を公開しています。

単に値段が違うマイクを比べている訳ではなく、2つのマイクをちょっと違う環境で比較していて、マイクにこだわる前に、これだけはこだわるべき事があるのではというメッセージの動画になっています。

 

50ドルと1000ドルのマイクの不公平な比較

動画では50ドルの格安マイクで拾う音は周りを吸音材で囲った防音ブース内で収録していますが、1000ドルの業務用マイクで拾う音は暖房機か何かが稼働中の地下室とか、洗濯機が回っている洗濯場、エコーがすごいシャワー室などといった全く違う環境で収録されています。

英語の動画なので内容が解りづらいかもしれませんが、どれだけ声の質が変わるかは言葉が理解できなくても判ると思います。 (動画の右下で英語字幕を有効に出来ます。)

どんなにマイクの質が良い高価なマイクを使っても収録場の防音が出来てないと駄目という例で、動画内では、まずはマイクに高額をかけるよりはなるべく静かな収録場所を見つける事と収録場所の防音に予算を回すべきだろうと語っています。


他にも

彼のチャンネルにはいくつか収録場所の防音効果を吸音材を使って改善する方法を紹介しているビデオがあるので興味のある方はどうぞ:


追記

安い防音材として比較的安いマットレスや卵パックなどが挙げられる場合がありますが、可燃性があるため、壁一面に張り付けたりなどと沢山の量を使う場合は、防災面では大変危険な場合があるのでお勧めできません。

断熱材などに使われるグラスウールなどの使用をお勧めしますが、グラスウールから出る、細かいグラスウールが肌に触れると過敏反応が出る人もいるみたいなので取り扱いには十分気を付けてください。


追々記

某人気アーティストのクローゼットスタジオもしっかり防音されているみたいですね。。



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